方程式の解き方を教えないで、小学生の知識で鶴亀算等の問題を解く意義は?

哲学と言っても過言ではない

方程式の解き方を教えないで、小学生の知識で鶴亀算等の問題を解く意義は?何か?

子供を持つ親は少なからずこの疑問を持たれたりしませんか?

中学入試に向け必死で勉強をする小学生に対し、どういった解き方を教えるべきか?

中学生で方程式を習うので小学生5,6年でやる算数は不要か?

それらの疑問について私なりに考えてみました。また子供に聞かれた時の回答として用意しておこうと思いまとめてます。備忘録として。折角考えをまとめておいてもすぐ忘れるので。

小学生で方程式を使わないで鶴亀算をやる意義は?

小学生の算数の教科書を見られた人はご存じかと思いますが、計算の工夫、が様々な場面で出てきます。それは高学年だけでなく、低学年からもです。

例えば、199+3=?

(200-1)+3=200+2=202

とかです。

まともにひっ算して解くのも一つですが、一工夫で暗算で来たりする。

教育方針を出されている方から明言されているかどうかは知りませんが、私の考えとしては、多分、

鶴亀算は、中学生で連立方程式を解くための算数で出来る範囲でのアプローチの一つなんだろうと思います。

問題解決には計算の工夫、複数のアプローチがあるということを知ることが大事なのかもしれません。算数の中でも同じような問題が何度も出てきて様々な解き方を教えてます。そういったことを繰り返し、問題に対する解決方法の理解を深めるものなのかもしれません。

小学算数は色々な解き方がある面白いものだと数学に入る前の考え方を広げておくものなのかもしれません。

高校入試でも大学入試でも受かる事が目的になりがちな現状なので、テストに出ること以外の事を学べれる学生時間は大学生時代と小学生時代にあるのかもしれません。

では中学入試試験をどう考えるか?

数学に入っていく前の過渡期である算数から出題しないといけない中学入試の算数がこうなってしまうのは、教育の過渡期、そのタイミングで学力比べをする必要がある、という弊害なのかもしれません。

他の方法で入学生を選べればいいのかもしれませんが、他に良い方法がありません。
このブログのどこかでも言ってますが、今のところ人を比べる手段としてテストが効率的という事です。
小学算数は色々な解き方がある面白いものだと数学に入る前の考え方を広げておくのが本意なのかもしれませんが、中学入試の為にテストを作り、入学生を選ばないといけない私立学校側の思いもあるのでしょう。

ではそういった状況を受けて、子供の教育をどうするのか?どうすべきか?

正しい答えはありませんが、(アプローチは複数ある)

高校受験、大学受験に向けて小学生としては幅を持たせた教育でいいのかもしれません。


試験が全てではないが一定レベルには出来る必要があると考える。
日程や状況に追い込まれないとモチベーションが湧かないこともあるし、ダラダラと過ごすのは非効率。GDP的にも。

楽しんで学べるようにしたい。勉強が嫌にならないように。(それが難しいのですが。)

正しい答えはありません。が、考えながらより良くあろうと少しづつ前進していくしかないですね。何かご意見あればTwitterとかにお願いします。